意識の進化

進化の過程において身体だけでなく脳が創られていくことで生物は意識を持つようなりました。

これは進化の過程で驚異的な出来事なのです。

意識を持つことは自らの状況を自らが変えることが出来る能力なのです。

生物は人に至りお互いの関係を言葉に表し、やがて社会を形成していきます。

そして文化を築きます。

私達の先祖は”神”とともにありました。

神の存在が自然を支配し人間はその恩恵を受け生かされていたのです。

しかしある時を境に人は神から遠ざかり自分たち本位の社会を築いていくようになりました。

それは親から子が離れるごとく自然の成り行きだったと考えます。

神から離れた人間は神に対しても恐れや不安を抱き、苦しみを自覚することとなります。

いまから数世紀前に苦しみから逃れる術を解いた方々が現れます。

しかし宗教は時代とともに改ざんされてしまい、大切なことが人々に理解されず権力や政治の道具に至ってしまいます。

そして人々は自分が何者であるかも解らず多くの過ちを犯し、未だ成就出来ないでいます。

現在、私たち人間は進化の過程において肉体的変容から精神的変容に移行しているのではないかと思います。

我々の身体はとてつもなく長い時間をかけて進化してきました。

しかし精神的な成長はまだ時間が必要なのかもしれません。

とは言え、さほど遠くない未来にもしかすると人類は大いなるこころの発展を遂げるかもしれません。

私たち人類が地球をひとつの場として人種、地域、宗教、習慣などお互いを認め合い信頼し合える関係をもったときに社会は融合しひとつの意識集合体への過程の段階をすすめることが出来るのかもしれないのです。

進化の過程

地球上にいる私達人間は、基は単細胞生物から進化したと云われています。

はじめに地球の存在したのはマグマなど強いエネルギーを持った無機物です。

やがて地表には水がもたらされ大陸と海が出来ます。

そして生命が誕生し植物かはえ大気の状態が変化し海からは自由に動くことが出来る生物が誕生します。

生物は多岐にわたり形を変えやがて我々の祖先ともいえる哺乳類に至ります。

地球上では無機物から生命体に至るおおいなる進化が行われました。.

私達は母親の子宮の中で胎児が一つの細胞から分化して人の形に至るまでその進化の過程を垣間見ることができます。

全てはエネルギーに帰属する

全てにおいて“エネルギー=気”が存在しています。

たとえ目にみえなくてもエネルギーは働いています。

そしてすべての“もの”が影響しあいこの世界が成り立っています。

そこには大きな法則と様々はエネルギーのやりとりがあるのです。

“真理を知る”ということは“エネルギーの流れを知る”ことではないかと思います。

現在起きていることは全てが現実です。

現在、この世で生じている全てのことは全て結果なのです。

そして現象のひとつの現れなのです。

物事をみるうえで人は感情でとらえ判断してしまいます。

そして良いか悪いかを裁きます。

状況を変えて行くためには感情的になると判断がつかなくなってしまいます。

争いは自らの正義の上に成立ちます。

被害者は加害者であり加害者は被害者になります。

大切なのはエネルギーのベクトルがどこに向かうかです。

気は陰陽どちらかになってしまうことはありません。

陽の中に陰があり陰の中にも陽があります。

不安定なエネルギーは安定した状態に向かい安定した状態もまた状況の変化により不安定になります。

時は一定に流れ、エネルギーは常に変化し続けるのです。

そのことを理解出来た人達が現在の社会のシステムを作りあげ現在も多くの民衆を統制しています。

社会は全て善ではなく全て悪ではありません。

ひとりの人間のなかに善悪が混在しているように社会全体にも善悪は混在しています。

長き時間、時代を経て大きなエネルギーは少しずつ均等を保ちながら変化していきます。

私達の社会は日を追うごとに広く関係を持っていきます。

時にはお互いが理解出来ず、争い力の強いほうが優位な立場をとり支配しようとします。

また既得権をもっている者は保持しようと働きます。

新たな関係が生じれば一時的にエネルギーは不安定になります。

しかしエネルギーはやがて安定に向かい動きはじめます。

諸行無常というように時間の流れによりエネルギーは変化していきます。

進化の過程では不安定と安定な状況を繰りかえしていきます。

私達の社会はまだ発展途上であります。

社会の拡大とともに人類は多くの過ちを犯し多くの命が失われた上に今の社会が存在していることを私達は認識しなければなりません。

そのことを踏まえてこれからの行動を考えていくことが大切と思います。