-音叉(おんさ)-について

緑治療室では治療に-音叉-を用いてます。

音叉は「 音による刺激 」と「 身体に直接あてて振動により患部へ刺激を与える 」この二つの方法をとっています。

音叉は周波数により刺激が変わります。

◇主に高い周波数は音による刺激により脳に影響を与えます。
緑治療室で使用しているものは4096Hzで、
緊張状態にある脳を鎮静化し、気持ちをリラックスさせます。
しばしば、音を鳴らしているだけで気持ちが良くなり、寝てしまう方もおられます。
日常、ストレスで常に緊張状態に在る方は、常に脳からの指令で身体も緊張し、
筋肉が身体の各部で緊張し、収縮しています。
音によりこの緊張をほぐし、脳に安らぎの刺激を与えます。

◇中間くらいである128Hzの音叉は、音と振動の双方に使います。
128Hzは、音としては低く耳から離してしまうとほとんど聞こえませんが、
音波として振動は、空気中で身体へ伝わっていきます。
音に対しては鳩尾(みぞおち)のつかえなど、胸部、腹部、背中、頚・肩の緊張を弛めます。
また、身体に直接振動を与えることで、当てた部位を中心に周囲へ伝わり骨振動を生じさせ、
付着している筋肉や靱帯を弛めていきます。
経験上、治療効果は高いと感じています。
治療部位は主に、頭部、手足、胸部、頚、背中(上部)に使用します。

◇低音域の64Hzの音叉は形も大きく、振動も大きいです。
主に音波として、骨盤や腰の緊張を弛めるのに使用します。
直接振動としては、背中(中~下部)、腹、腰、骨盤、大腿部に使用します。
64Hzと128Hzは、宗教的な発声(読経、マントラetc)などに近い波動です。

…筋緊張による痛みや内臓、自律神経などの不調に対して効果が高く、
経験上、痛み、アレルギー、血液・リンパ液などの循環促進、自律神経の安定に高い効果があります。

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東京都杉並区荻窪にて開院しております
緑治療室-鍼灸マッサージ- 院長・富樫 昭夫のブログです。

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