病気の原因
病気には様々の原因が複合しています。
多くの場合、年齢、性別、生活環境、生活習慣、遺伝的要因などにより肉体的、精神的にストレスが加わり、病気が発症してしまいます。
病気は気の病と書きます。
病は“疾しい(やましい)”の語にあたります。
別の語だと“疚しい”と書きます。
広く解釈をすると“こころがスッキリしない”状態なのです。
強いストレスや心配事や自己嫌悪があれば身体の“気”は流れにくくなりエネルギーも弱まってしまいます。
病気は多くの場合、マイナスのエネルギーから生じます。
身体の不調には物理的な面と精神的な面の不良があります。
物理的な原因としては環境不良や肉体疲労などです。
物理的な不良では、殆どの場合は物理的化学的治療(薬、マッサージ、温熱や冷却、時には外科手術による組織の切除など)で良くなります。
しかし精神面が起因となる病は心身病だけではなく、痛みや自律神経の異常をはじめ、多くの身体の不調を起こします。
そのため物理的治療では、そのエネルギー自体の質が異なるため、思うように身体が良くならない事を多くあります。
これらの状況を観察すると人は無意識下で緊張状態に至っていることが多くあります。
ちなみに自覚のない緊張は、身体各部の筋緊張や自律神経の異常、免疫系の不調おひきおこしています。
ストレスは自覚的に有っても無くても、自分の意思に拘わらず、身体が勝手に異常な反応してしまう傾向があります。
この状態は心も体も“嫌”と言っている状態です。
身体を見ると、まさに力を入れて“嫌”と訴えている感じがします。
普通の生活をしている中で自分では気がつかないうちにストレスに至っている状態が多くあります。