“気と自然治癒力について”-8

ストレスと自己攻撃型疾患

組織の炎症には、強力な感染菌やウイルスの羅患による場合は別として、肉体的、精神的ストレスによって、免疫系統にトラブルを生じ、免疫力の弱体化やアレルギーなど、自己の組織を攻撃してしまうことが多く見受けられます。

アレルギーとは本来、免疫に関わる用語で特定の物質(抗原)に対し身体が過剰反応してしまい、その物質に対し排除するため炎症や浮腫をはじめ身体に不調を起こし、時には呼吸障害や臓器機能不全、血圧の低下など生命の維持に関わるような症状も起こします。

自己免疫疾患は自己の免疫システムが異常を生じ内臓や軟部組織や関節に炎症を起こします。

癌、悪性腫瘍は本来、正常な細胞が突然変異を生じ増殖し多臓器に転移し本来の細胞の働きを阻害して多くの障害を身体に与えます。

この疾患も自ら自分を攻撃していく病の一つではないかと思います。

またストレスでは生活習慣に影響を与え動脈硬化から脳、心臓、血管に至る病気や糖尿病や肝臓、胆のう、腎臓などに影響をあたえる病気の起因となります。

精神的にはアルコールや薬物をはじめとする依存症、リストカットや拒食症や摂食障害、うつ病や自殺願望など、自らが自分を苦しみに至らせる症状です。

自分以外に向かえば周囲に対して自分より弱い立場の人を支配するような行為、たとえばストーキング、虐待、DV、いじめ、集団暴行など犯罪行為にも至ります。

強いマイナスエネルギーは正常な流れを阻害し、さらに逆流したり、変性したりして“場”を破滅します。

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