音叉(オンサ)の効果と使用法について

緑治療室では鍼の代わりに音叉も使用しています。

音叉には2つの効果による使い方があります。

 一つは音を響かせることによって聴覚から脳に刺激を与えていく方法です。

周波数は4096Hzを使います。音によるリラクゼーション効果と場の浄化で使います。

もう一つは振動として空間および直接身体に振動を与えていく方法です。

周波数は128Hz68Hzを使用していきます。

空間的治療というのはアストラル体(精神体)の波動の安定を図るため音叉を使用します。

身体においては音叉の固有振動が身体の各組織に伝わります。骨や筋肉、靭帯、内臓まで振動が伝わります。

筋肉の緊張部に作用することで緊張が緩みます。また関節などの骨や靭帯に作用することで関節の歪みを矯正することが可能です。

音叉の最大の利点は振動により刺激が広範囲に伝播されることです。

“はり”も響きがありますが物理的には局所が対象となります。

“はり”は気の流れを使って治療いたしますが効果や刺激においても繊細です。

また押圧や灸などの温熱の刺激によって筋肉の緊張を緩め、関節の調整を行なうのですが矯正には加える力の方向性や角度が重要で難しい技術が必要になります。

経験上、音叉を使用することで矯正にかかる刺激と時間が大幅に短縮されます。

さらに音叉を使用することで一律に物理的振動によって身体の調整がどなたでも可能になります。

身体には大きく分けて重要な調整ポイントがいくつかあります。

一般の方向けに重要なツボを使った音叉での調整法を現在まとめております。

出来ればセミナーで体験治療していきたいと考えております。

以前、音叉を購入していただいた方から寝る前に音叉で身体を緩めるとぐっすり眠れるとお話しを聞きました。

音叉によって自律神経も安定するためと思います。

他の音叉療法の多くは異なる特徴的な周波数を空間で響かせ、音として聴覚から脳に刺激を行う方法が多いようです。

使用する周波数も多くそれぞれに異なった効果があると説明されています。

当院では3種のみで主に身体にあてての振動療法を主に行っています。

音叉による振動で身体の緊張がゆるみ“気のブロック”が外れ呼吸量が増え、息をするのが楽になります。

大きく楽に呼吸が出来るようになると自然と代謝が活発になり体温が上昇します。

ポイントを刺激することで歪み(重心)も矯正され自然治癒力も活性化し痛みも抜けていきます。

128Hzの音叉

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頭蓋骨の歪みによる症状

1、蝶形-後頭骨

蝶形-後頭底結合の偏位は中枢神経、脳神経、髄膜の機能に影響を与えるため症例をあげれば際限がない。

神経系のアンバランスにより生じるすべての症状が対象になる。

頭痛、顔面麻痺、よだれ、近視性乱視、めまい、高血圧、副鼻腔炎、偏頭痛、三叉神経痛、耳鳴り、咳、臭覚異常、舌の動き、内臓機能障害、目に関する症状、喘息発作、けいれんなど

1)循環系;脳-血流(中大脳動脈)、クモ膜下腔の脳脊髄液、脳における静脈血流循環

2)被膜-硬膜、脊髄膜、筋膜(頭蓋骨に付着している全ての筋肉、上咽頭括約筋、翼突筋、口蓋張筋、鼓膜張筋、目の外筋

3)脳底神経節;筋硬縮、筋痙攣(震え)

4)視床;全系統の感覚情報および指令の伝達の妨害

5)中脳;脳の動きおよび鼻咽、大脳鎌、静脈洞、動脈およびクモ膜下腔への影響、片側性水頭性水頭症を引き起こす空間孔(モンロー孔)の閉鎖が発生する可能性に関与

6)視床下部;自律神経-体温調整、血圧、睡眠、歩行障害、行動、態度、水分バランス、食欲、感情と内臓機能を調整(激怒と恐怖に反応して体応答と内臓応答を調節する興奮統合機能)

7)脳下垂体;ホルモン分泌における主制御機能をもつ。蝶形骨における自由運動の制限はマスターグランドの活動を低下させて機能障害をおこし成長生理、新陳代謝の正常なリズムを阻害される。(子宮無筋力症および陣痛微弱症の治療に頭蓋骨調整が有効に作用)

8)脳神経;嗅神経、視覚神経、動眼神経、滑車神経、三叉神経、外転神経、顔面神経、聴覚神経、舌咽神経、迷走神経、副神経、舌下神経、12対の脳神経は蝶形後頭底結合の機能活動の障害を受ける。

その他大脳皮質中枢は圧力、またはテンションによって味覚、嗅覚、聴覚中枢に悪影響を与え、右利きの人の蝶形骨小翼左側の歪みはブローカ言語中枢の締め付け皮質性運動性失語症を発病させる。

2、顎関節; 頭痛、めまい、肩こり、三叉神経痛、顎関節痛、顎が外れる、口の開きが悪い

3、前頭骨; 脳機能-遅鈍、退行性精神状態、痙攣、脳性麻痺、精神的判断力や協調性欠乏(欲求不満)、アレルギー(食物アレルギー、接触アレルギー、季節的アレルギー)目の焦点のズレ、歩行、上肢の動き、頭の動き、他さまざまな動きの前運動障害、副鼻腔の影響による鼻後方のぐずつきや咳や舌苔の異常

4、頭蓋-眉間障害; 血圧、呼吸障害

5、頭頂骨; 中枢神経機能不全、うっ血性頭痛、高血圧、視覚触覚障害、運動障害、てんかん

6、側頭骨; 脳神経機能不全、運動系機能と感覚反応の喪失
    正常な発育と環境への適応欠如
    精神状態の不安定(積極性の喪失)
    歩行協調、平衡感覚、感知機能不全、
    全状況下における防御反応不能
    体温調整不全
    難聴、耳鳴り、めまい、中耳異常、三叉神経痛、偏頭痛、ベル麻痺、
    顎関節異常、不正咬合、咳、吐き気、アレルギー、減酸症(胃酸分泌能低下)、
    後頭部および四肢障害(坐骨神経痛、頚腕症候群、歩行障害)

頭蓋骨調整法の診断とテクニック/脇山得行D.C より抜粋    

身体の軸と局所調整

殆どの方が身体の中心軸がずれています。

前後、左右どちらかに偏ったり対角線上になったりしています。

ちなみに意識しないで普通に立ってみると左右どちらかが前後したり左右どちらかに体重がかかっていたりしています。

靴の裏底をみると歩いていて局所的にどこかがすれて異様に減っている状態や目を閉じて場所を移動しないように足踏みしてみてください。

50歩くらいして目を開けるともとの位置から大きく移動していれば身体の中心軸がずれています。

ちなみに身体の重心を移動させてみるとあるところで痛みや不調が軽くなる場所があります。

その位置が現在においての身体の中心軸の位置です。

また症状があるところに手を置くと症状が軽くなることがありますがそのような時は中心軸も変化します。

状態が軽い場合は簡単なストレッチで戻ります。

症状が何をしても抜けない場合は治療が必要になります。

治療することで中心軸も改善されます。

東洋医学で経絡という考え方がありますが症状から離れたツボを使って症状を改善させます。

気の感覚がないと非常に難しい技術です。

手足の一点のツボから力の方向を定め治療を行うと頭蓋骨まで影響を与え中心軸が整うこともできます。

効果の持続においては個人差があり様々なのですが一般的には多くポイントを調整することで治療後の持続時間は長くもつと思います。

治療後には良い状態を出来るだけ維持出来るようアドバイスもいたします。

20110817ueno

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骨格の歪みについて

身体の異常を回復させるのに頭蓋骨-胸郭-仙骨の調整から行いますが歪みを起こすには必ず原因があります。
大別すると

・肉体的、物理的原因

一番分かりやすい状態です。過去、身体に対して事故などで衝撃を受けたり、怪我などで患部をかばって生活したために歪みを生じたりした場合です。かなり昔のことでも衝撃が大きければ現在でも症状が現れることもあります。また何かとぶつかった時に衝撃が強く感じられなくても早い速度でぶつかると内部に振動が伝わりエネルギーをブロックする原因にもなります。

他にスポーツや長時間における運動や作業など一定の動作を繰り返し行うことでも身体は歪みを生じます。

・精神的要因

精神的な要因も緊張から筋肉を過度に緊張させ骨格系の歪みを引き起こします。

意識化においては自覚出来ることを多くあります。

大勢の前でのプレゼンやスピーチ、雪道など悪天候下での行動や緊張を強いられる作業や仕事、スポーツなど気が付いたら身体に力が入っていたということは日常でも多くあります。

ただし多くは一時的なものですが長時間にわたり緊張状況にあると身体に歪みを生じます。ただ身体は自律作用があるのでリラックスすることで戻ることも多くあります。

一番問題とされるのは無意識下における身体の緊張です。

ご本人に自覚がなくてもある一定化の環境に置かれることや心に深く傷を負った場合は精神的緊張が持続して起こり自覚なく筋肉の緊張が生じます。

自律神経が関与するような病気や肩こり、腰痛、関節痛など殆どが無意識下に起きる筋緊張で生じます。

治療することで多くの場合、改善がみられますが肉体的、精神的原因双方とも環境下においてはマイナス要因が強ければ症状は再発します。

肉体的要因や自覚できる精神的要因は環境を比較的改善に変えていくことはできますが無意識下での緊張はご本人の意識や思考パターンがあり、これを変えていくには難しいことが多いです。

特に寝ている間でも緊張して歯を喰いしばったり歯ぎしりしたり、手に力を入れて握っていたりすることもあります。

睡眠もよくとれず寝不足がつづき身体も回復しないことも多くあります。

そのために生活状況かご本人の意識に変化が現れるまで治療が必要になります。

治療を行うことで全てではありませんが同時にマイナスエネルギーも抜けますので精神的な許容が増えることもあります。

定期的治療を受けていただくことで性格も明るく変化していくことも多々あります。

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頭蓋骨-胸郭-仙骨の調整

オステオパシーの手技に頭蓋仙骨治療というものがあります。

呼吸は生きている証といえます。

局所機能においては肺が酸素と二酸化炭素を交換しているのですが実は呼吸運動においては全身が関わっています。

勿論、息を吸うと胸郭が広がり息を吐くと萎みます。

呼吸運動は胸だけでなく特に頭蓋骨-仙骨が重要な働きを持っています。

もし何等かの原因で頭蓋骨-胸郭-仙骨に歪みが生じるとそこで全身を巡っているエネルギーがブロックされます。

特に頭蓋骨においては身体の異常の殆どに影響を与えているといって良いほどです。

頭蓋骨の中でもさらに重要なる部位は後頭骨です。

後頭骨は延髄など人間が生きる上で必要な機能の中枢の土台になっています。

さらに後頭骨に連動し脳を支えている蝶形骨という骨があります。

特に頭蓋骨の中央には脳下垂体といって自律神経やホルモンの中枢が位置しています。

そして前面の前頭骨、左右の側頭骨、頭頂骨が脳を保護していますがこれらの骨に極わずかな歪みを生じることで身体が不調に至ることになります。

実は頭蓋骨の調整は非常に難しいところがあり調整によって吐き気や自律神経に異常な状態を及ぼすこともあります。

調整する側とされる側のエネルギーが一体となって調整するため、不和を生じるとどちらかに異常を及ぼします。

調整する側はされる側より精神的肉体的にエネルギーが安定していなければなりません。

勿論、力で強く急所を押圧することで逆にエネルギーがブロックしてしまうこともあり危険です。

頭蓋骨の歪みは頸椎の1番2番の歪みと連動しています。

仰向けに寝ると頭の位置がどちらかに傾いていれば何等か異常があるかと思います。

胸郭-横隔膜(筋肉です)と同様呼吸運動で気(エネルギー)や血液の循環ポンプの役割を担っているのが仙骨です。

骨盤を構成している背骨の下に位置している三角形の骨で非常に僅かではありますが呼吸運動します。

これらがきちんと機能を果たさなければ身体は不調に至ります。

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-遠隔治療-について

遠隔治療とは、現在患者さんが治療院に居なくても患者さんの身体の状態や精神の状態を意識の力によって察知し、その波動を感じ取り安定した波動に戻す方法です。

状態の悪い気の流れを変化させ、肉体的・精神的な異常を正常に近づけます。

初めての方は写真があれば、治療可能です。

写真がない場合は、その方を知っている方の意識より治療します。

遠隔治療はたとえ治療対象となられる方が目の前にいなくても身体の各部にブロックしているエネルギーを解放していきます。

日本であろうと世界であろうとご本人が生きていれば治療は可能です。

気(エネルギー)は空間的距離には関係なく働いてくれます。

遠隔治療について簡単にご説明させていただきます。

直接的に身体の気を観ていくことを長年行っていると相手の方の状態をある程度、距離をおいても状況がわかるようになっていきます。

これは対象の方にいかに集中出来るかが大事なのですが慣れてくるに従い相手の方に意識を集中すると情報を感じとることが出来るようになります。

気はエネルギー体で固有の波動をもっています。波動の中にはさまざまな情報が含まれていますのでその波動から必要な情報を引き出していきます。

気は時に空間や時間を超越して観ることが出来ます。

但し興味本位や自分の欲から観ると自分の気も不安定に至ることにもなりますので基本的には治療対象以外には使っていません。

遠隔で対象の相手の方にチューニングして状態を感じていきます

・現在の精神の状態(アストラル体)が一番先に感じてきます。

・さらに現在の肉体の状態。さらに奥まで踏み込み異常を感じる個所を探ります。

・次に体質を観ます。癌傾向の方はエネルギーが異質な感じを受けます。

・アレルギーや体力が低下している場合はどのような食べ物が身体に合うか観ます。  また逆に身体に合わないものも観ていきます。

・原因を探る上でも何が強くストレスと感じているか探っていきます。

(症状がきつい時には一時的に避けることも大切です)

・以上およその状態を観てアドバイスをいたします。

次に得られた情報から身体の調整を行います。

・まずは波動の調整を行います。

・骨格系に異常を感じる際は気の力で調整します。

・波動が安定出来るまで行います。

時間は10~15分くらい行います。波動が不安定なときは30分くらい状態を観察します。

基本的にご本人からご依頼受けて行いますが状況下によりご本人以外ご家族等からのご相談もお受けしています。

効果はさまざまです。

即効に反応が現れる場合も多くあります。

ただ直接治療以上に空間エネルギーで行いますので効果については個人差が大きく、エネルギーを受け入れられるかもご本人の意識より潜在的な意識によって変化される感じもいたします。

また治療の状態を強く感じられる方もいますし全然分からない方もいます。

効果は直ぐに分かる場合もありますし1日、2日、または時間をかけて変化することもあります。

全てはエネルギーに準じています。

病気や体調が悪い場合、環境面にも多くの要因が存在しています。

仕事や家庭環境、物質的な環境や人間関係などさまざまな理由があります。

そのなかでも最も強いのがご自身の意識や思考パターンです。

総合的にマイナスなエネルギーが強いと効果は表れにくく、こちらから送るエネルギーも一定量なので受け手の方のエネルギーの質や量的度合(力の強さ)によって効果の現れはさまざまです。

こちらから精神的なアプローチが出来、ご本人の意識に変化が起きることが出来れば効果も上がりますが潜在意識に強いマイナスの思考パターンが存在しているとエネルギーは時間とともに打ち消されてしまいます。

ただ過去の例から長期間おこなうことでご本人の身体や精神状態におおきく変化をおよぼしたこともあります。

健康は肉体のみならず精神や霊的(魂)が正しい状態に至っているかが重要です。

 

…詳細、質問については遠慮なくお問い合わせください。

遠隔治療料金 - 1回3000円

< 遠隔治療・問い合わせ先 >

電話 03-3220-9119
携帯 090-4367-5841
メール atogasi-5963-@ezweb.ne.jp

※ Skypeスカイプでの対応は
一度、下記のフォームよりお問い合わせください。

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本来の自分 “自分は自分のために生きる”

本来の魂は純粋なものです。

そして自由な存在です。

個人の名前もありません。

宇宙という大海の一滴が私達それぞれの魂でありひとつの肉体に宿っています。

宇宙の法則においては全てが同じであり平等です。

自己の垣根がなくなればその境界は無くなり全てのもの(宇宙)と繋がります。

自らの欲を超越した純粋なる祈りは“大いなる力”と繋がり、全てのマイナスエネルギーをプラスに変換する方向に至ります。

自分の価値観を持つ。

自分の価値観に従って生きる。

そのためには自分の価値観を構築しなければなりません。

いわば本来の“学び”はそこにあります。

自分の魂が何を感じているのか、感じとるのです。

他人の云うことはあくまでも参考です。

自分に対して”正直に良いと感じること”を信じることです。

自分は“自分のため”に生きる。

“自分の力”で生きていく。

そこには“喜び”と“充足感”そして“力強さ”があります。

それが“自信”の源となるのです。

本来は自分と他人と比較するものでもありません。

自分を否定することでもありません。

誤った意識は“気”の流れと止め病気を引き起こして行きます。

自分が自分をきちんと認められたときにようやく他人との繋がりが分かるようになります。

もし”自分が人のために尽くす”と決めたのであればそこには自分の意識が存在しています。

行動は”人のため”でも意識は自分のために行うことなのです。

その場合は見返りがないのです。

他人に助けてもらうことは悪いことではありません。

それは“お互いさま”です。

しかし長く他人に依存したり従属したりすることは良いことではありません。

自らが“生きる力”を失っていきます。

しだいに気持ちも身体も委縮してしまいます。

自分を肯定することは同時に相手も肯定することです。

相手に対して自分自身と同様に思うことです。

最低限、自分が“嫌”と思う行動や発言しないことです。

それは自分の発言や行動に責任をもつことです。

たとえ他人に従わなければならない時でも自身の行動であることを認識しなくてはなりません。

そのためには思慮深くなければなりません。

個として生きることは孤独であり不安です。

そして全ての人の最期には“死”があります。

自我意識が強く自分や自分の家族さえ良ければと思えば余計にその“不安”は強くなります。

人は身体と心、どちらが大切でしょうか?

私は心と思います。

もちもん健康を維持することは大切です。

本来、人のコア(中核)は魂です。

肉体はいわばツール(道具)です。

しかも保証期間がない期限付きのレンタル品です。

心が安定すれば身体も従います。

欲から発せられるものは心の満足はえられません。

お金や物では真の安らぎは得られません。

相手の幸せを本当に願う事が唯一、貴方のこころに平安をもたらしてくれる事です。

幸せとは人として“生きていて良かった、嬉しい”と本心から思えることと思います。

それは人と人の心がお互い受け入れ合い、信頼できるところに“安心”が生まれます。

大切なことは自らの心の深いところから”反省”と”感謝”と”受け入れる”ことです。

他人から強要されて行うのではありません。

自らがその“思い”で行わなければ何の意味もありません。

過去、多くの聖人の方々が弟子や大切な人の死に対して悲しみ、そして嘆いていられます。

悟りを開いても、なお人は魂の奥底に深く人に対しての情を持っているのです。

どう生きるか、それは個人への問いかけなのですが、人はやはり人と人との繋がりの上に喜びや幸せを感じるものなのだと思います。

他者との関係の中で自分がどのように生きるか、それが“生きる”ことの最大の学びであり目的であり、所以かもしれません。

肉体が死を迎える時に私の“魂”と最期に向き合い満足できているか?

そこに私の人生の本来の“価値”があると思います。

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本当の強さ

“強い”ということはお互いの力の関係です。

単純的には絶対的エネルギー自体が大きければ力が強いことになります。

もちろん量的に多ければそのエネルギーは大きくなり増大していきます。

例えば軍備や兵器においてもその殺傷能力が早くより大きければ性能が良いことになります。

力が強ければ弱い立場の人達を“力により支配”し自分の都合の良いように言いなりにします。

それは過去から現代においても世界中至るところで日々行われています。

強いものが弱いものを支配する世界。

多くの者が少ない者を支配する世界。

性能の良いものが良くないものを管理していく世界。

わたしたちは本来そのことを望んでいるのでしょうか?

競争社会において、人は支配する側に至るために努力しようとします。

支配出来る人間が本当に強い人なのでしょうか?

自分が常に良い立場に至るために行動する人を“賢い”といいます。

もし人が“魂=スピリット”がなければ従属した力のピラミットの中に埋もれてしまいます。

管理された社会は一見安定しているようにみえても実は支配的な人間関係においては信頼を築くことは難しいのです。

お互い相手に対し“不信”であり“不安”なのです。

強い独裁はいつか内部から崩壊します。

そこには常に緊張が存在しています。

相手に対して服従すれば委縮します。

否定、緊張、収縮、委縮、攻撃、不安など。

これらのキーワードは身体に置き換えてみるとまさに“病気”にあてはまります。

痛みは緊張から生じます。

痛みの多くは筋の収縮を伴います。

炎症は外部、内部からの攻撃で生じます。

癌や自己免疫疾患は自分に対しての攻撃です。

不安は”つかえ”のもととなります。

精神的な病には“不安”がその根本に存在していることが多いです。

身体の組織は気が流れないと委縮していきます。

病は気からといいます。

支配と病気には何か関連している気がします。

日本は社会的には極端な支配はありませんがいたるところで緊張した関係が生じていると思います。

そこには力による微妙な支配関係が構築されていると考えられます。

人が集まれば、ほぼ力の関係を築いていきます。

社会はどこに行ってもこの”力の関係”が存在しています。

正しいことを発言したり行動したりすることで周囲から批判の対象となることもあります。

時には辛い立場に至ることもあります。

周りから批判、排除を受けることさえあります。

生活も困窮することもあります。

時には“生きる”ことが“死ぬ”ことより辛く感じることもあります。

ただ人は“魂”の存在であるかぎり自分自身には誤魔化すことが出来ません。

肉体は何時か無くなりますがその人の存在は他人の心の中に残ります。

そしてなにより人は自分に正直で生き方に納得出来なければ“こころ”に真の平和は訪れません。

過去の歴史でも大きく世の中が変化したときに正しい価値観をもって行動をとった人物が数多くいます。

中には志半ばで命を絶たれた人も有名無名問わず沢山いました。

私達は過去からも大切なことを多く学ぶことが出来ます。

本当の強さは力に屈せず、自分の価値観、信念を貫ける人と思います。

その信念にはたとえ自分と違う考えを持っている相手でも受け入れ話を聞きお互い理解出来る関係を持てる人ではないかと思います。

人は単に力だけではなく“対話”する能力があります。

お互い人と人が対話によって通じ合う“力”ももっています。

人が信頼出来る関係が築ければ世の中はやがて“損得”や“殺戮”、“奪い合い”のない世界に動いて行くのでしょう。

症例2;脚や膝の痛み

痛みにはその部位に特徴的な意味が含まれていることがあります。

脚や膝関節、足の関節の痛みなどは“歩けない”、前に進めない状況を示していることが多くあります。

坐骨神経痛などもその症例の一つです。

状態を観察すると股関節、坐骨、膝周囲、足関節周囲に強い筋肉の収縮が見られます。

この場合も治療では収縮に関わるエネルギー自体を除いて行くと一時的に楽になります。

ただ根本的なマイナスの精神エネルギーが深く存在していれば症状は繰り返します。

特に日常の生活の中で仕事や学校、家庭などの生活の拠点なる場所での人間関係に多大なストレスを感じていることが多く、自身の感情が抑圧され、内なる怒りや憎しみをはじめ自分の思いを相手に発散出来ず、そのエネルギーが筋の緊張を生じさせます。

身体の歪みのほとんどは身体の筋バランスの偏りによるもので歪みは結果であり痛みの原因ではありません。

人は腹が立った時、物にあたったりします。中には殴ったり蹴飛ばしたりする人もいます。

当然、物は壊れますがこの力は感情の一部が物理的なエネルギーに変化した状態を現しています。

もし感情が身体の内に抑圧されればそのエネルギーは自らに向かって働きます。

相手に対しての自分の意識やアプローチを変えたりすることでエネルギーの流れが変化します。

そのことでなかなか取れなかった痛みが抜けてしまうことがあります。

勿論、骨盤ベルトや足底板などの使用、筋肉を緩めるマッサージなど物理的補助で痛みの軽減も図れます。

痛みのもとになる筋緊張は長期的負荷により関節に長期的な炎症を及ぼし、しだいに関節自体を変形させてしまうほどの力をもっています。

治療は肉体的、精神的な歪を本来あるべき姿に戻すことで症状は回復傾向に至ります

現在の社会について

お互いを認められない社会は基本的に我欲が支配し、いつ相手が攻撃してくるかわからない状態をつくります。

“不安”が強くなり心から相手のことを信頼出来ません。

不信のため相手を試し対立が生じます。

そして最終的に相手に対し支配、抑圧をします。

それは個人的レベルでも、組織間でも国単位でも事は同じようにエネルギーは働きます。

今、世界は国家間の大きな戦争はありませんがあらゆるところでテロや紛争がおこり多くの命が犠牲になっています。

そして今の世界は正面では友好関係を築いていますが、まだ背中に武器を隠して保っている状況です。

ただ結果的には大規模な国家間の衝突が避けられていることです。

人類の歴史はお互い領土を奪い合う戦いの歴史です。

世界中の至るところで国家という概念がない時代には強い民族が多くの土地を制していました。

そして20世紀、大きな世界大戦を2度行い、国境が定められ、現在に至ります。

今の日本は決して肯定出来る世の中ではありませんがとりあえずは均等がとれている状態と思っています。

それでも福島の原子力発電所の問題をはじめ、真っ先にしなければならないことも沢山あります。

意見や思想、宗教の対立で人が憎しみ合い殺し合いをするのは悲しいことです。

世の中には自らの利益を目的に他人を混乱させている人々や組織もあります。

人として生まれてきた目的を忘れ、目の前の事に翻弄され利益をえることを生きる目的と勘違いしている人が沢山います。

人が本来、精神的存在であるのに歳をとってもわからないで生きている人も多いです。

多くの方々がそこに”不幸”の原因があることに気が付けないのです。

自分の価値に他人に評価させてしまう今の社会のシステムです。

全ての人の意識が変わることにはまだまだ時間がかかると思います。

「他人を攻撃してはならない」

「他人を裁いてはならない」

「自分を敵とみなす他人でも受け入れ大切と思いなさい」

「お互いを信頼し合いなさい」

“自らの命”をかけ真理を説かれた方がかつていらっしゃいました。

人として”成就”する。

イエスは“人と人とがお互いが信頼出来、心が通じ合う”そんな世の中が築けることを望まれていると思います。