霊的な影響について

病気には様々の原因が複合しています。

多くの場合、年齢、性別、生活環境、生活習慣、遺伝的要因などにより肉体的、精神的にストレスが加わり、病気が発症してしまいます。

特徴的な状況でないかぎりストレスと病気の因果関係は把握しづらいと思います。

物や意識には、それぞれに固有のエネルギーが存在しています。

東洋ではこのエネルギーを“気”と呼んでいます。

全ての事柄には多くのエネルギーがいろいろに関与しして“事”がなされています。

このエネルギーの重なりあった空間が“場”であり、複合化された特有のエネルギーをつくっていきます。

“場”は身体だけではなく、場所や人間関係、広くは社会にもみられます。

この“場”の状態が全体的にプラスなのかマイナスなのかが大事になってきます。

東洋医学では病気に対して、身体の“気”の状態がマイナスに傾いていると診ます。

そのため治療ではこれらの要因を外していきます。

当初、負担の大きいものから除いていき、外せないものに対しては影響を少なくするため要因の関与を少なくするか、または融和出来るように耐性をつけていく方法をとっていきます。

症状の緩和がみられれば安定した状態を保つような生活状況を見直していきます。

最終的にはマイナスのエネルギーに対して心身とも干渉しない状態をつくり、自然治癒により、本来の身体がもつ正常な状態に戻していくことを目的にしています。

エネルギーには量的(力)、質的(情報)双方から成り立ち、相互的に関与します。

例えるなら“怒り”には元となる原因があり、自己否定されたと感じてしまう自らの心があってエネルギーが生じます。もし自身のことが肯定されれば“怒り”のエネルギーは縮小されます。

このように状況下の“場”のエネルギーをどう読み解くかが治す上での重要な“鍵”となります。

多くの場合は物理的、精神的な原因が多いのですが時に“霊的”なことも含まれているようです。

一般の医療では心身まで扱いますが精神領域での治療ではカウンセリングか薬物投与が主流です。

現代の医療においては“霊”を扱うことはタブーです。
霊的な事象は公には確証が出来ず、結果を視ていくことでしか判断出来ません。

ただ生きている人での“思い”も人と人の間で相互的に身体に何等かの状態を現していくことも多くあります。

強い思いは“念”となり、時には空間を越えて伝わることもあります。

あまり深く思い過ぎると身体の調子も崩します。

もし他人に対して強い“念”を持つと相手に対し時として何等かの変化を与えてしまうことになります。

このことは歴史的にみてもどの地域においても呪法としてその痕跡が残されています。

古代においては、人々は“神”や“霊”に対して祈りました。

その一部は現代でも祭事や呪法として伝承されています。

ネットにおいては多く語ることは誤った認識をまねいてしまうので、多く語ることはできませんが事例をみると驚愕することもしばしばあります。

なかなか普通では解決出来ない状態は何等かの“霊的”関与がある場合があります。

”霊”もエネルギー体でありその実態は”思い”です。

ひと言で”霊”といってもいろいろなパターンがあります。

但し、霊”の多くは直接的に本人に対して敵意を持っていることは少ないように感じます。

多くは”霊”との波長の同調です。

ただし憑依される方の良くない”思い”と同調すると多くのトラブルに至ります。

先祖間においては、3代前以上になると顔も知りえませんので、生きている方の中で波長が合ってしまう場合に影響が出るように思えます。
これも何等かの因縁が存在しているのかもしれません。
また中には分家してお墓が異なったりして供養を求めている場合もあります。
現象に対しては様々なことが関与しています。

”霊”は興味本位で関わると良くない影響を受けることさえあります。
また、やたらに“呪法”を行ったりすると危険ですので止めていただくことを願います。

“霊的事象”は一例、一例に大切に扱うこととしていますので事例に対し慎重に進めていきます。