今の時期、数十年前に比べると花粉症の方が多いように思えます。
実のところ、私も中学生のころからひどい花粉症でした。
当時、我が家の庭に大きな杉の木がありました。
その花粉のためか、ひどい“くしゃみ”と“鼻水”で
学校ではいじめにあっていました。
40年前ではむしろ花粉症やアトピー性皮膚炎は珍しかったと思います。
その後、症状は良くなったり悪くなったりの繰り返しでしたが、
数年前からはほとんど酷い状態は出なくなっています。
自分自身、エネルギー療法が出来るようになってからは
食べ物・環境など気をつけることで症状は大きく改善されました。
ここで自らの経験をもとに、花粉症の対策について記してみます。
まず症状の酷いときは、アレルゲン物質の除去と予防が必要です。
できるだけ外出は控えます。
外出しなければならない時にはマスクの着用や極力、
花粉の多いところに行かないことです。
つづいて食べ物のことを。
アレルギーを起こすとき、身体の内部は冷えています。
そのため、冷たい飲み物や身体を冷やす食べ物を避けます。
よく“ヨーグルトはいい”と耳にしますが、
常温よりも冷えているものを体内に取り込むことで
身体を冷やしてしまい、逆効果を生じさせます。
また、生野菜のサラダやざるそば、ジュースやビールなども身体を冷やします。
その他、食品添加物の多いもの、キムチなどの刺激物、
てんぷらやとんかつなどの揚げ物、
お菓子類やファーストフードなどは良くないと思います。
これは腸内環境に影響を及ぼすためではないかと感じています。
逆に身体を温める働きのある、生姜や根菜類は良いと思います。
飲み物も必ず温めてもらうと良いでしょう。
最近では、はちみつに生姜をつけたものをお湯で薄めて飲んでいます。
患者さんにも試してもらっていますが、症状が軽くなります。
最後に、心理的な面について。
アレルギーを生じるには、何らかの拒否があります。
人間関係や仕事や勉強など、心に“ 嫌 ”というものを抱えていると
発症しやすい状態となります。
いわばストレスが溜まっている状態です。
これはアレルギーだけでなく、病気全般にいえることです。
気持ちがマイナスに傾いていると免疫力が低下してしまいます。
症状が出ているときは疲労もたまっていますので、十分な睡眠が必要です。
お風呂に浸かってゆっくり休んでください。
きっと薬を使う頻度が少なくなると思います。
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