子供に対して

6歳以前のお子さんについてですが人格の形成において非常に大切です。

そこには多くの注意点が有ります。

・食べ物の弊害
子供の問題で集中力、認識力の欠如など落ち着きがなく、人の言うことが解らない時は、脳がきちんと働いていない場合が多いです。
ファーストフード、スナック菓子、食品添加物や特異的に何かの食べ物に対して脳がアレルギー的な反応を生じてしまい、頭がボッーとしたり感情が強くなったりすることがあります。

・親の心配
子供は可愛い存在なのですが、親の子供に対する思いが強くなりすぎると返って子供の“気”の流れを止めてしまいます。子供に常に意識も向けすぎ “心配”が強くなります。
心配は元々自身の不安によるマイナスエネルギーですので向けられた方は辛いのです。
そうなると子供はいつも親に対して意識を向けてしまい親の顔を見て行動するようになります。

・大人の価値観の強要
親や先生や周りの大人たちの誤った価値観を子供に強要したりすることで偏った考えを持ってしまいます。
大人達が道理を知らなければ、その弊害は思春期や成人に達したときに現れる場合があります。
また子供の為と思い、習い事をさせますが子供のうちから既に才能に適合するか否かが分かります。
不適合な才能を無理に伸ばせようとしても上手く行かない上、本人に苦痛や自信喪失させてしまうこともあります。
親の価値観を強要すると、子供は親の意思に反する気持ちをもつことに罪悪感をもつようになります。
さらに親は自身の勝手な思いや欲求で子供をコントロールしようとします。
この関係は共依存的な関係を作り、さまざまな影響を親子に与えてしまいます。
特に子供にとってはとても不幸なことです。
大人になってこのことから抜け出すのには多大の努力と時間が必要となります。
中には精神的な病を生じて自殺や難治的な精神の病気に至ってしまうこともあります。

・マスコミ、メディアの影響
精神が未熟な時にテレビなどで良いこと悪い事に区別が着かないうちに、人に対して不本意に叩いたり、多人数が特定の人物を攻撃したり、生き物や食べ物を粗末に扱う行動をみせることは良いことではありません。
特にテレビの番組の中で本来、“笑えないところ”に意図的に周囲の笑い声を入れています。
番組にとってみれば演出なのでしょうが、子供達にとっては不本意であるべき行為が容認されてしまうように思ってしまいます。
行動を真似ていたら注意することが大切です。
また学校では排泄に関わることで“いじめ”にあいます。
性に対する教育に対しても偏りをもっています。それは基本的に私達が自分の身体に対しての知識がなく、偏見をもっていることに起因しています。
現行の義務教育では自分の身体の構造やその働きに対しては重視していないのです。

大切なことは周りの大人が“自分に対しどう向き合っているか”が子供に対しても影響しているのです。

子供に対して何を持って成人とさせて行くのか、“自立”のために親や教師がどう接していくのかが分からなければ、教育は方向性を見失ってしまいます。

6歳以前、特に3歳くらいのお子さんに生まれる前のはなしを聞くといろいろ喋ってくれます。
胎内記憶の本を読んでいただくと分かりますが彼らはお母さんのお腹にいるときから既に感情をもっています。
また生前体験も話してくれまるお子さんもいます。但し6歳くらいをさかいに記憶が深層に移動してしまうようです。

そのような事から分かるように本来、我々は“魂”が素で成り立っています。

ただ俗世で生活していると大切なことを忘れてしまい、せっかく頂いた“命”を生活と欲だけに費やしてしまいます。

もし子供のうちに周りの大人が道理を解っていれば、いろいろな問題に向かい合ったときに相応の対処が出来ると思います。

大人になって本人がその事に気付くには数十年という多大な苦痛と努力と長い時間がかかってしまうことでしょう。