ジョン オブ ゴッド

昨日は日本サイ科学会の9月の定例会にてブラジルのスピリチュアルヒーラー、”ジョン・オブ・ゴッド”について翻訳家の奥野節子先生の講演を拝聴いたしました。

先生はヘザー・カミング氏の著書「ジョン・オブ・ゴッド」の翻訳もされ、実際にブラジルのカーサーの地(ヒーリーングの地)に6度訪れ、ヒーラーである“ミディアム・ジョアオ”氏にお会いされています。

講演で感じたことは“ミディアム・ジョアオ”氏はまぎれもなく現代においてのスピリチュアルヒーラーということです。

彼はヒーリーングに入ると本人の意識はなくなりエンティティと呼ばれる霊が彼の身体を借りて治療を行います。

彼に入身する霊もおよそ37人いると言われています。

詳しくは先生が翻訳された「ジョン・オブ・ゴッド」を読んでいただければと思います。

実際にカーサーについてもご説明いただきましたが、ここで何よりも感じたのは世界からこの地に集まってこられる人々のジョン・オブ・ゴッドに対する深い尊敬と愛、そして祈りでした。

実際の治療は彼(霊人)が行いますがこのカーサーの治療場であるカレントの地場のエネルギーの生命指数(数値はあくまでも私の判断です)は80、、入霊時の彼は指数が100以上、カーサー全体でも70以上あることです。

“ミディアム・ジョアオ”氏自体も指数が78に感じました。

通常の人は指数30~50位ですからこの“場”のエネルギーフィールドがいかに高いかわかります。

この地で販売されている水も60あります。(普通の水は2~3くらいです)

ほとんどの場合、病気の方は生命指数(生命力)が落ちています。

30以下は身体に何等かの不調があります。

患部はさらに数値は低くなります。エネルギーは高い“場”に入ればエネルギーが共鳴します。

従ってこの地を訪れること自体が如何に大事であることがわかります。

また彼を信じ、カレント(治療場)でお祈りされている方々はボランンティアです。

ここで大切な事は、生命力は損得のエネルギーではなく、むしろ信頼や愛から生じる自己奉仕によって祈る方、祈られる方、双方にエネルギーが高くなる事です。

もし、このことで不当なビジネスを行おうと思えばその本人の生命力の値は落ちることと思います。

お金は人生において自由な選択肢の機会を作ってくれますが直接、生命力に変換することは出来ません。

生命力は喜びや信頼、解放、自由そして共存で高くなります。

エゴを発すれば逆にマイナスになります。

もちろん自己否定は自分でエネルギーをマイナスにしてしまいます。

マイナスをプラスにする方法は“努力”と“祈り”です。

またお金についてですが気を付けていただきたいのはあくまでも“不当”に得るお金はマイナスですが生活の糧になるお金をいただくことはマイナスにはなりません。

この地でもハーブや水、水晶など販売していますがこの地を維持する費用に使われているとのことでした。

多くの人々は健康になりたいと思い生きています。

でも健康を司るエネルギーはお金では直接替えるものではありません。

「多くの人々が善くなってもらいたい、幸福を感じていただきたい」と純粋に願い、祈る気持ちがお互いの生命の力を強くしていきます。

今回、奥野先生の講演を拝聴し多くの発見をさせていただきました。

奥野先生、そして拝聴の機会をつくっていただきましたサイ科学会の先生方々に感謝いたします。

私の治療理念について

もうすぐ臨床経験として20年を迎えようとしています。

今まで自分が何に基づいて仕事を続けてきたのか自分自身再確認する意味でも今回、文章にしてみました。

もともとは理工系の大学を卒業して化学系の一般の企業に入社しました。

入社して数年間、仕事や実家での強いストレスを感じ、常に酷い腰痛と強い腹痛を伴う慢性胃炎、頻脈による動悸など体調不良を抱え、薬は常に持ち歩いていました。

一時期、原因不明の激しい腰痛で歩行困難になり3週間程入院しました。
(当時、痛みの原因が解らず、後にAKA(関節運動学アプローチ)を習い、痛みが非化膿性仙腸関節炎の症例の酷似していることが解りました)

結局、整形外科で鎮痛剤の点滴を行い歩けるようになってから鍼灸院に通院して治していただきました。

そのときに「易」をされていた鍼灸の先生から“自然の理”に合った生き方をしていないと病気になると言われました。

今までに自然科学を勉強していたにも関わらず、このとき初めて本来の“理”を教えていただいた気がしました。

この時に私の中で何か東洋医学を学ぶことは自分が生きる上で非常に大切なことが解るのではないかと直感いたしました。

そしてなにより髪の毛ほどの針で身体の痛みが取れるなんてとても信じがたい事実でした。

結局、7年間会社員として働いたのち脱サラしてはりきゅう、マッサージの専門学校に入学しました。

私のブログの中によく家庭内機能不全による症例を書いていますが実は私の育った環境がまさにこの状況でした。

実父はアルコール依存症という病気に罹っていました。

母も家庭内共依存で常に具合が悪くストレス性の自律神経障害で精神的にも時々不安定になり、よく寝込んでいました。

私自身も性格に偏りがあり、周囲に溶け込めず、人付き合いが苦手でよくトラブルに巻き込まれていました。

子供の頃から「自分は何故生まれてきたのだろう」と思っていました。

やがて自分が20代後半にアダルトチルドレンという言葉を聞くようになり、多くの本を読むことで自分の性格の傾向を知る事になります。

実母が最初に脳梗塞で倒れたのは私が20代半ばの頃でした。

慢性的な高血圧で動脈硬化が併発し脳梗塞に至りました。

母はまだ50代半ばでした。

結局、命は取り留めたのですが病院から帰ってきた時は家事をするのもお茶を入れるのもどうやって良いのか分からない状況でした。

その後、母は特別養護老人ホームに入所しますが度々脳梗塞を起こし、徐々に脳も委縮し面会に行っても私のことがわからなくなっていきました。

やがて父も病気がひどくなり、アルコール専門病棟に入院しますが退院後すぐに再発し、真夏に脱水状態をおこし緊急入院します。

意識も曖昧となり幻覚や妄想を生じ、最終的に脳も委縮してしまいアルコール性の認知症に至りました。

結局、母は69歳で亡くなり、父は79歳で亡くなりました。

20年という時間の中、自身の両親が認知症になっていく姿を見て行くのは耐え難いものがあります。

もし自分が治療師として医学を勉強し、さらに“気”に関わってこなければきっと精神は耐えることが出来なかったと思います。

私が今、生きてられるのも多くの方々に“生きる”という“学び”を教えていただいたおかげと思います。

治療を経験するようになり “こころ”、“精神”、“魂”がいかに“気”を通じて身体に影響するのか、読み解けるようになりました。

人にはそれぞれに生きる目的があります。

私の場合は両親や家族、周囲の方々、患者さんを通して生き方を勉強するために生きていると実感しています。

もちろん仕事をして収入をいただいてはいますが私の心根は多くの方に「生きる」ことに “幸せ”を感じ“喜び”のある人生を過ごしていただきたいと思っています。

精神も身体も自分の“思い”から生じていること、

そして自分のコアである“魂”は永遠であること、

そして自分自身を知ることがいかに大切か知ってもらいたいのです。

自分が経験してきた苦しみを出来ればしてもらいたくないのです。

自分も今まで生きてきて多くの方を傷つけ、傷つけられてきました。

病気になるにも必ず理由があります。

病気に至る際は多くの場合、生命力に対してマイナスなエネルギーが働いています。

このことに気付いていただければ苦しみから離れることが出来ます。

楽に生きることが出来ます。

そして平穏なる旅立ちが出来ます。

それが私の願いです。

生命力と生命指数

キネシオロジーテストを基に人の生命力を指数=%でみることを行っています。

あくまでも暫定的にみていますが、ある程度の指標をみることが出来ます。

生命力は自然治癒力に比例します。

数値が高ければ何かに感染したり怪我したりしたときなど回復も早くなります。

逆に数値が低ければ病気に罹りやすい状態であったり、生きようとする力が弱くなっている状態であったりしています。

生命力は肉体的、精神的、霊的影響を受けて相乗したエネルギーであると考えています。

なお時間的影響で説明すると

“肉体”=“現在”;過去からの積み重ねの結果が今の肉体の状態を示します。

“精神”=“未来”;今、心の中に存在しているエネルギーが肉体に反映されます。

“魂” =“永遠”;心の深くに届く思いは魂に刻まれます。魂は一個人を通じて永遠に引き継がれていくものと思っています。

生命指数を身体全体的にパーセンテージで判断していくと

0%;肉体が消失している、もしくは意識的に無我の境地に入っている状態。

0~10%;かなり生命力が落ちている状態、食欲低下、意識も低下してくる状態。

10~20%;体力、免疫力が低下、命に係わる病気に至っている可能性あり。

20~30%;常に体調が思わしくない、時には感覚が鈍り体調の異変に気が付かない状態.
      病院で治療を受けているような状態。

30~40%;身体に不調を感じる、実際に病院検査でも異常が出る状態。

40~50%;現代人に多い。病気でもなく健康とも言えない状態。

50~60%;健康に至る領域。但し、精神的、肉体的負荷により影響を及ぼす。

60~70%;健康に余力が在り、肉体的精神的に充実している状態。

70~80%;肉体的、精神的にも強い状態。プレシャーにも負けない強さが在り。

80%以上;常人を越えた領域、精神的にも超越した意識を持った状態

分布的には30~50%くらいの方が多いと思います。

生活している中で環境や食べ物、ストレスなどにより、その状況下で指数は変化します。

70%を超えるくらいになると他人からのストレスを自分の中で受けないような精神状態をもっています。

いわば個人の心の中に生きる上での哲学が構築されていると思います。

上記の数値は身体全体的な数値です。

身体の局所的な部位において何等かの理由により極端に数値が落ちてしまうこともあります。

全身との兼ね合いで全身の数値が低いと局所的な影響が全体におよんでしまいます。

特に免疫に関わる病気で感染症や悪性腫瘍、アレルギー、自己免疫疾患など相当すると思います。

数値は常に流動的です。

マイナス要因があれば数値は下がります。

プラス要因であれば数値は上がります。

マイナス状況が続けば当然、肉体はダメージを受けます。

先天的なエネルギーの強さ、年齢、精神状態、ストレスの度合いなどで個人差も大きく同じ条件下でも数値は変化します。

ただし、長期間マイナス条件が続けば肉体損傷が強くなり、数値を上げるのが難しくなります。

生命指数はさまざまに活用出来ます。

職業、趣味などで自分が適応出来るかみることが出来ます。

妊娠出産、病気に対しての治療法などが身体に適応出来るかなどもみます。

もし適応出来ないで無理に行えば問題が生じます。

趣味、特にスポーツや登山など体力(生命力)に適した範囲があります。

自分の力以上なことを行うと危険度が高くなります。

例えば富士山頂上に宿泊なしに登るには50%以上の指数が必要です。
(宿泊すれば40%以上なら可能です)

特に危険を伴う行動には自身の潜在的な力と相談しないと大変な結果をまねきます。

もし数値以下の方が登ると高山病や怪我などのトラブルに会う可能性が高くなります。

生命指数と行動には常に関係があり無理をすれば数値はさらに下がります。

数値を下げる要因を記します。

マイナス要因

・著しく環境が悪い場所 ; 大気、湿度、温度、衛生状態が非常に悪い、磁気的(電磁波)影響が強いなど

・人間関係が悪い ; 利己的、支配的、虚偽、偽善、虚栄、否定、無視、抑圧

・自分の精神状態 ; 自己否定、いじける、怒り、怨み、憎しみ、悲しみ

・飲食物 
 万人によくないもの;食品添加物や酸化防止剤など多い加工食品、
 体力低下している人;なまもの(刺身など)、酒類、揚げ物、清涼飲料水など
 特定アレルギーの方;穀類、大豆、牛乳、乳製品、卵、小麦粉、果物など
           (個人差があります)

プラス要因
・環境が良い ; 自然が多い、大気、水、温度が適している。

・人間関係が良い ; 信頼、信用、受容、対等、愛

・自分の精神状態 ; 自己肯定、喜び、解放、自由、自分への受容、許し

・飲食物
 土地、気候に適した新鮮なもので食べ物自体のエネルギーが強いもの。
 個人の体質に適したもの。

食べ物は個人差が大きく一概には言えません。

一つの食品でもある人には良く、他の人に悪いものは多々あります。

環境は変えることは比較的可能です。

自分自身や他人との関係を変えていくことは一番難しいと思います。

ただし人は自分を変えていくことは可能です。

自分をプラスに変えていくことで他人を良い方向に変えてもいけるようになります。

現在、起きていることはすべて現実であり結果です。

現在に変化が起きれば次の結果が変化します。

いろいろな関係は繋がりを持ちプラスにはプラスの結果が、マイナスにはマイナスの結果が生じます。

仏教で言う因果応報です。

メディア、インターネットなどの情報においても良くないものは指数に影響を与えます。

マイナス要素の多い掲示板などは波動が低く、読んでいるだけでも指数は下がります。

どんな時にでも人はお互い影響しあって生きています。

生命指数はあくまでも目安ですが、個人に対しても社会に対しても良い方向性を導いてくれるものと思います。

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生きるということ

人はそれぞれの経験値に基づいて考え、行動しています。

他人と自分の意識や考えは異なっているのは当然なことです。

しかし、人は意識の最も深いところでは繋がりをもっています。

ほとんど多くの人はいま在る現実を表面的な感情で捉え、自分自身の感情に心が支配されてしまいます。

大切なことは現実の問題と自分自身のマイナス的な感情を区別することです。

問題を解決させることよりも感情が先に強く働けば、“不安”が先に発すればその“怖さ”ゆえに何も行動することが出来なくなるか、破滅的になるか、または人や自分を欺か、いずれも良い結果に至ることはありません。

不安、恐怖、絶望、怒りなどに心が捕らわれれば本来、主である自身の“こころ”は自分から発せられたマイナス感情に支配されてしまいます。

重要な行動をとる時にはあくまで客観的に物事を見定め、状況を判断することが大切です。

予測を立てないで行動することは破滅に繋がります。

時には危険が身に迫る時は一時的に逃げて、信頼のおける人物に助けを求めることも必要です。

活路は必ずあります。

今までに強く自分に影響を与えた人物が必ず自分の心の中に存在しています。

その人物が現実の人でも、歴史上の人物でも、宗教者でも、小説や映画やドラマやアニメなどの架空の存在でも、その人物の意識や考えは個人の心に生きています。

自分の意識がその人物の意識と共鳴しているはずです。

困った時、苦しい時、その人物を思い浮かべ“その声”を聞くのです。

もし自分が自身のマイナス感情に支配されそうになったら、必ず“その声”は自身の気持ちに光を与えてくれると思います。

生きていれば逆境は必ず在ります。

大切なのは変えることです。

人は変えようとする意思があれば自分を変えることが出来ます。

本来、人格は周囲から創られるものではありません。

人格は自らが創るものなのです。

自分が自分を創って行くのです。

そして自分が自分自身を客観的に自覚することです。

あくまでも自分の主(あるじ)は自分であり他人でありません。

そのために自分の発言、行動には責任が在ります。

たとえその意思が自分の意思と違うところでも自身が発言したならその責任は自分にあります。

他人に従うことも“自分の意思”ということに自覚することです。

他人まかせにすることも“自分の意思”なのです。

そこに“正しさ”が考えられるか、それが自分の本位であるのか認識することです。

そのことが次の結果をもたらします。

努力しても結果は必ずしも良い結果に至ることはありません。

それでも努力しなければ本当の実力は身に着かず、良い結果を導くことは出来ません。

良い結果を導くには絶え間ない努力と継続があるのみです。

時には自分だけの力では無理な時もあります。

そんな時には助けを求めても良いと思います。

但し、たとえ助けが必要であっても自分の力で立ち上がる意思がなければなりません。

何故なら“生きる”ということは“自分が自分のために生きる”ためだからなのです。

自分が何に“幸せ”を感じ、“こころが満たされる”のか知るためなのです。

そして自身が自らの“幸せ”のために行動することです。

社会において人は一人では生きていけません。

助けが必要なときもあります。

そんな時は支えてもらうことも大事です。

逆に自分に余力があれば誰かの助けを行うことも大切なのです。

そこには“依存”や“支配”や“服従”的な関係ではなく、助ける方も助けられる方も対等でなければなりません。

相手に対して依存すればもはや自分は相手に従って生きるしか無くなります。

その原因は自分自身の心に在る“不安”です。

自信は他人から与えられるものではなく自分が努力して勝ち取るものなのです。

社会は人に対して損得勘定で比較します。

しかし“生命力=生きようとする力”は損得では強くはなりません。

他人を欺いても、支配しても、そして支配されても“いのちの力”は強くなりません。

唯一、自分の “こころ”の中からから湧き上がる自身の“熱き思い”がその人の生命力を強くしてくれるのです。

世の中でただ一つ絶対であること、それは生あるものは必ず死があるということです。

時間は全ての人間に平等に流れていきます。

生はいつまでも続くことはありません。

大切なのは“自分がどう生きるか”なのです。

他人には本当の自分の幸せは測れるものではありません。

“こころの声”が私に伝えます。

真実に基づいた生き方をしなさい。

世のものに従うのではなく自らの内にある真実に従い考え行動しなさい。

思慮深く生きなさい。

よく見、よく聞き、よく考えなさい。

私の気持ちは私の欲なのか、

それとも真実なのか、本当に良いのか悪いのか、

怖さで行動するのか、欲で行動するのか、

自分は自分の中の何に従うのか、

他人には偽りを語ることは出来ても自分には偽ることは出来ない。

愛するということは自分を受け入れる、信頼する、そして信じることである。

本日のブログは自分自身に向けて書いたものです。
よろしければ参考にしてください。