“気と自然治癒力について”-4

身体にとっての“気”とは

全てのものに波動があります。物にも固有の波動があります。

波動はエネルギー体で量(力)と質(情報)を持っています。

相互的にエネルギーが働いている空間を“間”とか“場”という言葉で表現するのかもしれません。

良いエネルギーは人や環境を良い状態に導きます。

逆に悪いものは“気”を淀ませてしまいます。

一般的に波動でみると“良い”エネルギーは“場”が安定しており振動は微細です。

逆に“良くない”エネルギーは“場”が不安定で振動も粗い状態です。

身体と心は気の法則に従っています。人もそれぞれに固有の波動を発しています。

身体は“気”によって統制され、“気”は意識によって変化します。

ご自身の思いが“気”を通じて身体に変化を与えます。

スピリチュアル的に人は3層のエネルギーが存在していると云われています。

・肉体的エネルギー
・精神的エネルギー(アストラル体)体表より少しはなれた部位
・霊的エネルギー(エーテル体)アストラル体よりもう少しはなれた部位

肉体的、精神的、霊的な各層で障害があるとそのエネルギー領域で異常を生じます。

身体の状態をみていても”気”流れが良くなると状態は良くなってきます。

逆にエネルギーが滞ると淀んできます。

身体に影響を与える要因は様々ありますが、大きい要因は“環境”と“気持ち”です。

環境要因として、気候による温度、湿度、気圧や大気などの自然環境、飲食物や住居、所持物、社会的環境、人間関係など多岐に渡ります。

自分自身に環境が合えば“気”の流れは良くなり、逆に合わないものには悪くなります。

物理的“環境”は多くの場合、変えることが可能です。

“気持ち”も表層と深層があり、変化させるには安易な場合と難しい場合があります。は思うだけでも”気”の流れは変わります。
人は感情により心を動かし行動します。

但し湧き上がった感情を対処したり、分析したりすることは殆んどあまりしません。

私たちは無意識に自分の感情に自分が支配されてしまうことが多くあります。

人と人が合う時にお互い無意識下で“気”のやりとりを行い、必ずそこにエネルギーの地場が発生します。この“場”の状態が全体的にプラスなのかマイナスなのかが大事になってきます。

自分では意識していませんが周囲の人とエネルギーのやり取りをしてしまいます。

人は自分では気が付かない潜在意識の領域でお互いの関係を認識しているのです。

相手の方に対し“自分の思い”がプラスに傾くか、マイナスに傾くかで“自分”や“相手”の気の流れに影響します。

その時にエネルギーがプラスに働ければお互いの“気”は通じ合います。

逆にマイナスに働ければお互いの“気”は通いません。

プラスのエネルギーを言葉で表すと
受容、調和、平和、安定、安心、自由、解放、慈しみ、信頼、信用、許し、正直など

マイナスのエネルギーを言葉で表すと
拒否、拒絶、支配、管理、抑圧、抑制、断絶、絶交、不安、心配、不要、不認、偽りなど

人に対してご自身がどのように思うかで“気”の流れが変わります。

エネルギー(気)が通れば自ずと良く方向に事は進んで行きます。

エネルギー(気)が通らず、滞り逆流すれば事は良い方向には向かいません。

”気の法則”では批判、管理、抑制されると双方ともエネルギーの循環が悪くなります。

もちろん身体も良い”気”の状態があればエネルギーの循環はよくなり根本的に元気でいられます。

もし感情の根本がマイナスエネルギーであれば不安、怒り、悲しみなど、気持ちがマイナスになれば身体もマイナスに傾きます。

一見良く思われそうな“心配”も実はマイナス感情の一つです。

”心配”という感情を分析すると相手に対しての自分自身の“不安”の思いですのでエネルギーは当然、マイナスになってしまいます。

人はどうしても相手のことより自分の気持ちが先に出てしまいます。

自分自身の”こころ”に対しコントロールを行うことはとても難しいです。

そして、それを訓練するのは瞑想であり長い時間が必用です。

また生じた感情を我慢して抑圧するとそのエネルギーは蓄積され、別の形で発散しよとします。

我慢を続けているとエネルギーはさらに増幅し圧縮されて行きます。

そして限界まで達すると爆発し、そのエネルギーがある程度、出し尽くところまで状態が落ち着きません。

さまざまな問題や病気の原因はここから始まります。

コメントを残す