人はそれぞれの経験値に基づいて考え、行動しています。
他人と自分の意識や考えは異なっているのは当然なことです。
しかし、人は意識の最も深いところでは繋がりをもっています。
ほとんど多くの人はいま在る現実を表面的な感情で捉え、自分自身の感情に心が支配されてしまいます。
大切なことは現実の問題と自分自身のマイナス的な感情を区別することです。
問題を解決させることよりも感情が先に強く働けば、“不安”が先に発すればその“怖さ”ゆえに何も行動することが出来なくなるか、破滅的になるか、または人や自分を欺か、いずれも良い結果に至ることはありません。
不安、恐怖、絶望、怒りなどに心が捕らわれれば本来、主である自身の“こころ”は自分から発せられたマイナス感情に支配されてしまいます。
重要な行動をとる時にはあくまで客観的に物事を見定め、状況を判断することが大切です。
予測を立てないで行動することは破滅に繋がります。
時には危険が身に迫る時は一時的に逃げて、信頼のおける人物に助けを求めることも必要です。
活路は必ずあります。
今までに強く自分に影響を与えた人物が必ず自分の心の中に存在しています。
その人物が現実の人でも、歴史上の人物でも、宗教者でも、小説や映画やドラマやアニメなどの架空の存在でも、その人物の意識や考えは個人の心に生きています。
自分の意識がその人物の意識と共鳴しているはずです。
困った時、苦しい時、その人物を思い浮かべ“その声”を聞くのです。
もし自分が自身のマイナス感情に支配されそうになったら、必ず“その声”は自身の気持ちに光を与えてくれると思います。
生きていれば逆境は必ず在ります。
大切なのは変えることです。
人は変えようとする意思があれば自分を変えることが出来ます。
本来、人格は周囲から創られるものではありません。
人格は自らが創るものなのです。
自分が自分を創って行くのです。
そして自分が自分自身を客観的に自覚することです。
あくまでも自分の主(あるじ)は自分であり他人でありません。
そのために自分の発言、行動には責任が在ります。
たとえその意思が自分の意思と違うところでも自身が発言したならその責任は自分にあります。
他人に従うことも“自分の意思”ということに自覚することです。
他人まかせにすることも“自分の意思”なのです。
そこに“正しさ”が考えられるか、それが自分の本位であるのか認識することです。
そのことが次の結果をもたらします。
努力しても結果は必ずしも良い結果に至ることはありません。
それでも努力しなければ本当の実力は身に着かず、良い結果を導くことは出来ません。
良い結果を導くには絶え間ない努力と継続があるのみです。
時には自分だけの力では無理な時もあります。
そんな時には助けを求めても良いと思います。
但し、たとえ助けが必要であっても自分の力で立ち上がる意思がなければなりません。
何故なら“生きる”ということは“自分が自分のために生きる”ためだからなのです。
自分が何に“幸せ”を感じ、“こころが満たされる”のか知るためなのです。
そして自身が自らの“幸せ”のために行動することです。
社会において人は一人では生きていけません。
助けが必要なときもあります。
そんな時は支えてもらうことも大事です。
逆に自分に余力があれば誰かの助けを行うことも大切なのです。
そこには“依存”や“支配”や“服従”的な関係ではなく、助ける方も助けられる方も対等でなければなりません。
相手に対して依存すればもはや自分は相手に従って生きるしか無くなります。
その原因は自分自身の心に在る“不安”です。
自信は他人から与えられるものではなく自分が努力して勝ち取るものなのです。
社会は人に対して損得勘定で比較します。
しかし“生命力=生きようとする力”は損得では強くはなりません。
他人を欺いても、支配しても、そして支配されても“いのちの力”は強くなりません。
唯一、自分の “こころ”の中からから湧き上がる自身の“熱き思い”がその人の生命力を強くしてくれるのです。
世の中でただ一つ絶対であること、それは生あるものは必ず死があるということです。
時間は全ての人間に平等に流れていきます。
生はいつまでも続くことはありません。
大切なのは“自分がどう生きるか”なのです。
他人には本当の自分の幸せは測れるものではありません。
“こころの声”が私に伝えます。
真実に基づいた生き方をしなさい。
世のものに従うのではなく自らの内にある真実に従い考え行動しなさい。
思慮深く生きなさい。
よく見、よく聞き、よく考えなさい。
私の気持ちは私の欲なのか、
それとも真実なのか、本当に良いのか悪いのか、
怖さで行動するのか、欲で行動するのか、
自分は自分の中の何に従うのか、
他人には偽りを語ることは出来ても自分には偽ることは出来ない。
愛するということは自分を受け入れる、信頼する、そして信じることである。
本日のブログは自分自身に向けて書いたものです。
よろしければ参考にしてください。